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Fri.

改憲より訳憲を先にすれば?

選挙に向けて、徐々に高まってきている改憲論議。
いま母と弟が見てるテレビでも筑紫さんがその話をしてるけど、大筋は「改憲か護憲か」の争いに終始してるみたいですね。
その流れでいうなら僕はやや護憲寄りだけど、本音をいうならそのどちらでもなく、「訳憲」を主張したい気分です。
「訳憲」の訳は、いうまでもなく「現代口語訳」の訳。

国会議員もある種の国民も、このところわけ知り顔で改憲の話をしてるけど、ちょっと考えてみてほしい。
一体そのうちの何人が、憲法をちゃんと読んで理解してるんでしょうかね?
遠慮なくいって、僕は一握りだと思っています。残りは全部、ただの頭カラッポの小理屈言いたがりのニセモノ君たち。
この言い分に、何か反論のある人いますかね?
読んでもいなければ理解してもいない憲法について、大真面目にいいの悪いの言ってるのって、僕にはすごく不自然に思えます。
そういう彼らの気負い込みようが滑稽でもあり不快でもあり。


少なくとも、僕は現行憲法について、いいか悪いかはっきり判別できる自信がありません。
せいぜい思うのは、現行憲法の「非戦」の規定は日本という国家の絶対的なアイデンティティというか、将来的にウリになるはずのものだから、安易に削除しないでもらいたいってことくらいだな。
それ以上の、憲法全体についての評価を訊かれても、僕には答えることができない。いわば、無知ゆえに。
で、この「いいか悪いかわからない」って状態は、自分でいうのもなんだけどかなり危なっかしいものだと思っています。
誰も問題の本質がわからないまま議論だけが沸いてるとき、そこにあるのはただの気分だから。

現行憲法を知らずに改憲を叫んでる連中は、まったくの気分だけで世論を煽ってるに過ぎない。
そういう無智な連中が好き勝手を言っていられるのも、日本国民の多くが現行憲法を理解できていないからです。
そして先回りして言わせてもらうと、「理解できないほど難解な憲法なら、やっぱり改憲するべきだ」というのも暴論に過ぎない。
理由は簡単で、改憲すれば憲法の理念そのものも変わることになるから。
その変化が、果たしてプラスかマイナスか、現行憲法を把握できてない国民には評価のしようもないことになる。


憲法改正っていうのは、ただでさえ巨大なリスクを伴うものです。
改正の主導権をどんな主義主張の人間が握るかによって、いつの間にか思いがけない憲法が出来上がっちゃう恐れは決して無視できない。
「不磨の大典なんてナンセンスだ」という主張は一見もっともだけど、不磨には不磨の価値があるってことは理解してなきゃいけないと思う。

だから、まずは訳憲をしてほしい。学者レベルの個々人の努力じゃなく、あくまでも国が主導して。
遠回りなようでも、それが唯一の解決策だと僕は思っています。
訳する際、微妙な解釈の違いで議論になるような箇所は、すべて割り切って直訳にして、それによって曖昧な箇所を浮き彫りにしていけばいい。
そうすることで、「改憲なら改憲で、現行憲法を叩き台にするのか、まったく新しく作るのか?」などという先走った議論に対しても、それなりの答が見えてくるはずだから。
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