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Wed.

K-1ジャパン・グランプリを見る

今日のK-1堀啓に期待していたものの、ボブ・サップが優勝。
ただ、サップはかつてとは別人のように格闘家としての自己を確立しつつある印象で、キックの出もスムーズでかつ鋭く、決して不愉快な優勝ではなかった。
ファイトの内容自体も、かつてのようなパニック・痙攣型(←いま命名)の、臆病の裏返しみたいな盲目的なラッシュ(ひとたび裏返しが表に返れば、頭を抱えて打たれまくるだけ)とは違って、冷静に相手を見たかと思えば急激にラッシュを仕掛け、かと思えばまた距離をとって休み・・・といった緩急を、セコンドのサム・グレコの指示のもとに忠実に実行していた。
言動も、いつものプロレスラーじみたサービストークのときは相変わらずだけど、真摯な格闘家としての英語でのコメントは、これまでよりはるかに真剣な対戦相手への敬意の込もった素晴らしいものになっていて、魅力があった。

K-1 WORLD GP2002 ファイナルスペシャルファイトも質の高いものだった。
1ラウンドで勝利を収めた韓国の巨漢チェ・ホンマンは、どうやらやっぱり本物らしい。
もちろん、無差別級の体重差にものをいわせた強さには違いないにしても、たしかにサイズのわりに動きは速いし、頭も悪くなく、相手の動きを見極める落ち着きもあり、なかなかに困ったキャラクターだ。
巨漢の弱点は脚、攻略法はローキック、と相場が決まってるものだけど、彼の場合は普通の選手のローキックよりリーチの長いストレートや、相手の首を抱え寄せてのニーがあるから対処が難しいように見える。
ヤツには僕はどうしても優勝させたくないけど(少なくとも、デビューイヤーの今年には)、ありえないことではない、と思わざるを得なかった。

同じく1ラウンドで、こちらは秒殺で勝利を決めたベテラン、「南海の黒豹」レイ・セフォーもまた見事だった。
アマチュアのキックボクシングで150戦120KOを誇ったというニューフェイスをブーメランフックのワンツーであっさりと沈め、K-1の本来の姿(谷川が牛耳る以前の、本物の真剣勝負の厳しさ)とレベルの高さとを証明して見せた。
それに、サップに敗れて期待外れに終わった堀啓以下の日本人選手たちも、決して内容まで期待外れだったわけではなかった。
堀はスタミナや精神面で目に見えて成長していたし、僕がもともとわりと好きだった富平は決勝まで進んで、進化したサップを相手に激しいファイトを見せた。
日本人の本物のスターが出てくるのはまだ先のようだけど、底上げはできてきていることを感じさせてくれる、なかなかに充実した2時間(の放送)だった。
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