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Mon.

夢うずら

奇跡の言葉。

ごく稀に、ネット上でふと見かけた言葉や人格が、何の予備知識もないまま強烈な印象を伴って頭に焼き付けられることがある。
最近では、この「夢うずら」というHNがそうだった。
なにしろ他人様のHNなのであまりおおっぴらに言い立てるべきではないんだろうけど、なんて素敵な言葉なんだろうと思ってしまって。
HNの主がある映画にまつわる掲示板で1回限り登場の女子高生(中学生?)か何かだったから、出典でもあるのかと思って検索してみたけど、その書き込みのほかには何も出てこなかった。

つまり、オリジナルなんだね。たぶん。
それも、その掲示板でのその投稿以外では使っていないか、ご当人がそもそもパソにあまり触れてないか。
映画というのは僕の鬼門ともいうべきアニメ映画「耳をすませば」だったので、物語の内容ともイメージ的に重なって、すごく印象的に響いてしまった。
映画に負けないほどの純粋さを宿した言葉だと思った。
書き込みの内容も、映画の舞台になった聖蹟桜ヶ丘に思い切って一人で行ってみたときの話で、純粋さの伝わってくるものだったからよけいに。

それを生み出した少女に、その言葉の背景など訊いてみたいと思ったけど、書き込みは1ヶ月くらい前のものだったし、言葉を検索したときに何も出てこなかったこともあってあきらめた。
それでも、言葉は残った。
というか残した。パソ辞書の単語登録で、「人名」扱いで。
映画に胸をえぐられる思いをしたように、僕はこの名前にも胸を衝かれたけど、印象はどちらも柔らかだった。
こういうものを失ってはいけない、と思わせる美しさを含んでいた。

ネット上には時々、こういう偶然がある。
何の縁もない人の残した言葉や、すでに放棄されてしまったHPの一節や。
すれ違いの切なさも手伝って、そういう言葉は宝物のように貴重なものへと変わる。
それはもう、手の届かない世界からの落とし物に過ぎないわけだけど。
どこかで誰か、「夢うずら」を見かけたらお知らせください。
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