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Mon.

北野武「座頭市」を見る

undefined帰宅後は一息入れて、明後日が返却期限の北野武「座頭市」。素直にすごく面白かった。
戦闘シーンはブルース・リー並みの凄みある殺気の応酬。
基本的に、無秩序状態で無法者が幅を効かせるどうしようもない田舎町(時代はたぶん江戸初期)が舞台だけど、誰がいつ死んでもおかしくない環境の中にあって、かえって生命力の強靭さは鮮明に印象深く映る。公開直後にひとしきり物議をかもしたような記憶のある、音楽的な演出も、映画によく溶け込んでいて何の違和感もなかった。

かといって、爽快一辺倒のアクション映画に終わっているかといえば、そこには一抹の、語られざる影のようなものの気配も常に漂っていて。
それも、盲目の剣豪・座頭市個人の影という意味での影だけではなく、あらゆる登場人物たちの向こうにごくリアルで雄々しい陰影があって、僕にとってはそういう空気がとても心地よかった。
僕は北野作品はよくよく考えてみればこれが初だけど、最初にしてベスト、ってことになってしまいそうな気配が濃厚。(汗)これを超えるものは、一人の監督のキャリアの中でそうそう出てくるもんじゃないんじゃないかって気がする。
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21:15 | 映画批評 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
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