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Sat.

K-1 WORLD MAX 2006

魔裟斗は、最後の最後で風邪でもひき込んだんじゃないのかなあ・・・絶好調って話だったのに、動きといい、スタミナといい、本来のレベルまでは出せていないように見えたよ。
K-1 「WORLD MAX 2006~世界一決定トーナメント決勝戦~」
それに対して、僕がキライな小比類巻は実に素晴らしかった。生まれて初めて、「意味のある努力」の日々を積み重ねて試合に臨んだんじゃなかろうか、とさえ思ってしまったくらい。1分1分、どうしたら勝てる、何をしたら有利になる、と考えて考えて、そして考えては実行してを繰り返して。
最終的な勝敗は予想通りだったものの、小比類巻の今回の健闘は少しも運によるものじゃなく、間違いなく彼自身の死に物狂いの努力の結晶だった。正直、ちょっと見直した。


しかし、まるでそれに取って代わるかのように物足りなかったのは佐藤だね。本人が一番ガックリきてるだろうとは思うものの、率直なところを書いておきたいから書くけど。
タレントの関根さんとか、一部の過大評価とは僕はもともと一線を画していて、彼はとうていブアカーオの相手じゃないと踏んでいた。ただそれでさえ、もうちょっとは距離をとりつつローキックを当て続けて、いつものように嫌らしく粘ってくれるかと思っていたから、その彼がああ簡単に、2年前の小比類巻のようにブアカーオの体のよい噛ませ犬として完璧に機能して、ブアカーオの優勝を強力に後押ししてしまうとは思わなかった。

負け方も、ちょっと気に入らなかった・・・少し彼にも、自分自身への過大評価みたいなものがあったんじゃなかろうかとも思う。ああいうふうに主導権を握られることはない、というような?
劣勢に立った後の粘り方に、もうちょっとくらいは工夫の形跡があってもよかったんじゃなかろうかと、格闘技ド素人とはいえもともと劣勢を予想して見ていた僕なんぞからすると、物足りなさを感じてしまいました。その劣勢は、予想できていた劣勢だろ!どういう対策を練ってきた結果がそれなの!・・・という意味でね。まあ、練りに練っても、それでもあんな具合になったのだ、って可能性だって、現実の格闘技の世界では当然のようにあるのだろうとは思うけど。
まあ、負けるべくして負けた。根本的に、レベルが違いすぎた、という意味では僕の予想通りではありました。


あと、小比類巻以外で強くなったな、と心底思ったのは、前チャンピオンのサワー
もともと、とてもラッキーな兼ね合いでタナボタみたいにチャンピオンになったものの、4人の歴代チャンピオンの中では一段落ちる選手、と思っていたんだけど。今回は細身の身体に似合わぬ無尽蔵のスタミナと、意外な打たれ強さをも兼ね備えているところを見せ付けつつ、持ち前のスピードと多彩なコンビネーションの連打とを存分に発揮し続けた。
最後の最後に、空耳か何かでヘンな油断をして、思いがけないあっけなさで勝負を失ってしまったけど、決勝だってあれがなかったらどちらに転んでいたかわからない。あるいは、初戦で噛ませ犬を噛んで勢いに乗っていたブアカーオといえども、してやられていたかもしれないくらいに、疲労の蓄積しているはずの決勝戦においてもサワーの動きは衰えていなかった。


総じて寂しいのは、歴代チャンピオンの中では年齢層の高い、魔裟斗とクラウスの2人が、若いブアカーオとサワーの2人にやや差をつけられて、まだまだ衰える年齡ではないにもかかわらずあたかも世代交代みたいな雰囲気が漂い始めていること。
魔裟斗には取って代われるような若手の日本人スターもいないし、まだまだ進化し続けて、がんばってほしいと思っているのだけど。今回は、素晴らしい調整ができているという話だっただけに、あれが本当にその結果(直前に風邪をひいたとか、そういう不運な事情なしでの)だったとすると、今後への見通しはけっこう厳しいものになってくるのかもしれない。

しかし、まだまだ、先はありそうだよ魔裟斗さんよ。どういう素晴らしい準備をしてきていたにせよ、今日は魔裟斗は、少なくとも表情が冴えなかった。試合後にはいつになく弾けたような笑顔も見せていたけど、アスリートとしての本当の絶好調とは違うように僕には見えた。
ベストコンディションで壁にぶつかったのとは、ワケが違うのじゃないかと、ド素人ながらも想像します、僕は。まだまだやれる、夢を見せてもらえる、と信じている。本人の心さえ折れてしまわなければ。
栄光のキャリアの続きを、諦めるにはまだ早い。
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