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Sat.

オランダ語に苦しむ平山の件

平山は、ここで挙げられてる発言が事実なら相当甘い。プロのサッカー選手とは思えないくらい。でも、オランダという国は僕の聞く限り、語学に関しては世界でいちばん酷な国だという評判もある。
「平山オランダ語覚えろ!…語学サボり首脳陣に怒られた」

サッカー選手は、一般にとてもこういう問題に対してはビビッドでシビアな感覚を持っているし、対策もきちっとして海外に出て行くケースが多い。
中田の語学力は評判だったけど、彼ほどじゃないにせよ、みんな相当に努力はしているよ。
ラグビーのO畑がオーストラリアだったかに挑戦したとき、僕はそれをちょっとした壮挙だと思いつつテレビでニュースを見てたけど、彼が語学の準備をいっさいしないまま出発したことや、向こうに行って試合で散々ちぐはぐした後になって「言葉が通じないから云々」と述べているのを見て失笑し、当時いちじるしく幻滅した。
ああいう愚かさはサッカー選手の海外挑戦には滅多に見られないし、この平山だってべつにそういうレベルで困っているわけではないだろう。

ただ、オランダという国は、国民の平均的語学力という点では実に世界に冠たる国だと僕は聞いている。
侵略されては支配され、その支配言語に適応し、やがて独立し、しかしまた違う国に侵略されて支配され・・・を何度も何度も繰り返す中で、ほとんど国民性のようになっている卓抜した語学感覚。しかも、彼ら自身にはわからないことだろうけど、日本人から見ればほとんど方言に毛の生えた程度のヨーロッパ近親言語(言い過ぎかな?でも、そういう傾向があるのは確か)をもって、彼らの多くは当たり前のように「数ヶ国語を自在に操」っている。そして、自分たちが近隣国家に移住するときなどは、たちまち出先の言語を身につけて溶け込んでしまう。さらに困ったことには、そういう自分たちのバックグラウンドを基準にして、オランダ在住の他国人を見ようとする、らしい。
あくまでも聞いた話だから確証はないし、オランダ人の間でも個人差が大きいのは当然としても。

オランダに転勤したとあるサラリーマンの逸話などは典型的で、彼は渡蘭1年目は近所の人たちにとても優しくされ、言葉に躓いても「この人は越してきたばかりだからね」という具合に、とても気づかわれて安楽に過ごしていた。
ところが2年目になると待遇はガラリと変わり、「そろそろ、言葉も使えるようになってなきゃマズいんじゃないか?」というようなことを親しい友人(オランダ人)にさえ真顔で忠告され、時にはたしなめられるようになって、その要求の高さに愕然とした、という。
ただでさえ極端なくらいにシャイであるらしい平山が、そういう環境の中で居場所を探して苦しんだり、そのプレッシャーの反動で日本にいる間はオランダ語を聞きたくもなかったりしたとしても、僕にはその感覚は、それなりには想像がつくような気もする。
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