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Mon.

女子バレーボール・ワールドグランプリの対ロシア戦

バレーボールのロシア戦はとうぜん見てました。
ストレートで完敗したけど、いずれのセットも直接の敗因になってしまったのは、本人も重々承知だろうからあからさまに書くと、木村のサーブレシーブ。露骨に狙われて、丁寧に取りに行って、それでも大きく弾いてしまって、の繰り返しで、あれだけ器用な選手であるにもかかわらず、先日のブラジル戦とまったく同じ課題が浮き彫りになってしまった。
でも逆にいうと、彼女の場合はあの課題は100%確実に克服してくれるだろうと思うので、それだけ差し引けば、もうロシアとの戦力差はごくわずかなものになるのじゃないか、と思うくらいに、今日も全体的にはチームはよく機能していた。

さらに、柳本監督が自ら抜擢しながらも、まだスタメンとして常用するには躊躇を覚えているらしい小山修加は、ようやく出場した2セット目終盤から3セット目にかけて、すさまじい働きぶりを示した。
もし、最初のセットから彼女をフルに使っていたら、そこでまたロシアとの戦力差ははっきり縮まることになる(スタメンだった落合には酷だけど、これまでに敵に提供してきたデータ量の差もあってか、ロシアは明らかに落合より小山への対処に苦しんでいた)。その2点だけで、本当にこの試合は逆の結果に終わっていたのじゃないかと思うくらい、これらはどちらも明確な勝敗のポイントだった。


それから、気になるのはスタメン落ちして最後まで出番がなかった大山だけど、僕はあの人にはどうしても不満がある。
それは、キテレツなことを書くようだけど、ミスをしたときの「ごめ~ん」というようなときの表情。いつも、同じような顔をしてるんだよね。
自分で自分を落ち込ませてしまわないように、感情を出さないためにそうなっている、というのではないと思う。そういう選手はほかに何人もいて、それでも僕は彼らに表情の陰りやいつもより激しい苛立ちといったものを感じているから。

バレーボールに限った話じゃないけど、1セットの勝敗を決する25点は1点1点積み重ねるしかないもので、それらはどんなプレーによってもたらされてもいい。1点1点、どれもみな大事。それは当たり前。
でも、実際には、試合の流れということを考えたとき、25点を構成する1点1点にはそれぞれの比重があり、「どれもみな同じ1点」では決してない、のだよね。それがどうも、大山さんには心の底からは理解できていないように、僕には見える。
試合中、1ポイントごとに、心ひそかに考えてみてほしい。「次の1点は、どういう1点?味方に入ればどういう意味を持ち、敵に入ればどういう意味を持つ?試合の流れは、そこでどのように変わるはず?」と。試合の流れが見える人は、これを無意識のうちにやっている人だと僕は思う。


この代表チームは、内面的にも本当にほれぼれするほど粒のそろった、クオリティの高い代表で、まさにそういう意味でも文句の付けようのない選手がたくさんいる。
竹下、高橋、杉山、菅山、小山、落合、木村、といった連中は、間違いなく「試合の流れの見える」選手たちだろうと僕は想像している。プレーや表情を延々と見てきた感想として。
でも大山には、それを感じない。以前から感じなかったけど、何度も何度も化けてきたはずの今もなお、少しも感じない。

あの人が仮に、おバカでどうしようもない、ただ大きいだけの選手だと思うなら、こんな酷なことを僕は書かないのだけど。話を聞くと決してバカじゃないと感じるだけに、まったくのずぶのド素人のくせして、試合を見てるうちに歯がゆくて仕方なくなってしまう。
たったいま失った、あるいは決め損ねたその1点は、どういう1点だった?と、叩きつけるように問いかけてみたくなる瞬間が、あの人がスタメンで出る1試合の中で数回は必ずある。難戦だった場合に限っての話だけど。
絶対に落としちゃいけない1点、とか、絶対に決めなきゃいけなかった1点、がわかってる?と質問したくなる。そして、僕はずぶのド素人とはいえ、そういう不満を感じた後の試合の流れはほぼ確実に悪い方に傾いていくから、たぶん試合の流れは見えている。


奇妙なことをいうようだけど、大山さんには教えたいことが山ほどあるよ、僕は。
「そこ!そこが違う!そこがあなたの甘いところ!!」ってタイミングが、たくさんありすぎるんだよ。
しかも、なおかつ、その欠点は、ポテンシャル的には決して克復不能じゃないように見えるから、諦めきれない。モノになるはず、と思うから、言いたくなってしまう。
柳本監督が、大山に対して酷になりがちらしいのも、ひょっとしたら根底に同じような不満があるからなのかもしれないなあ、などと不遜なことをすら思います。

今のままなら、どう見ても小山の方がいい。たとえ今後、データを蓄えられて研究されて壁に突き当たるとしても。あの、常時執念深いままでいるような濃密な闘志はタダモノじゃない。
故障で代表を離れてる栗原だって、完全復活の日は遅かれ早かれ来るだろう。
彼らにあるものが、大山にはなくて、その欠落が、僕にはありありと見えている、ような気が今はしている。錯覚かもしれないけど、錯覚じゃないかもしれないと思えるほどに強く。
「次の1点は、どういう1点?」という自問自答、実践してほしいなあ。なんだったら、柳本さんと一緒に過去の試合を見ながらおしゃべりしてみるんでもいい。「このポイントはどういうポイントだった?」「あの1点が逆に入ってたら、試合の結果はどうなっていたと思う?」というような会話をしてほしい。


ド素人の生意気ざんまい、汗顔恐懼の至りもいいとこだけど。
もしやってくれたら、課題が浮き彫りになるんじゃないかと思うよ、本当に。
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