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Wed.

古畑SMAPスペシャルのオチはちょっと厳しい

録画しておいた古畑任三郎のSMAPスペシャルを見た。
懸案の(?)スマップはそれなりにがんばっていたものの、脚本としては平均弱くらいの出来だったかな。
以下、ネタバレ含む・・・ネタバレを含む内容っていうのはつまり、「犯人に泥を吐かせる上での、肝心かなめの最後の決定打に、致命的な欠陥がある」という点だけど。
たぶん、今回の再放送であの作品を見た人なら、僕がこれから書くことの意味はすんなりわかるんじゃないかと思う。

古畑さんは犯人が、「被害者の作っていた紙の雪が三角ではなく四角だったと知っているはずがない」ことを根拠に、犯人の失言を追及するわけだけど、あれは実はごく簡単に言い逃れができてしまうんだよね。
あのシーンで犯人がもし「ああ、それはスタッフから聞いたんスよ。『死人の悪口は言いたくないけど、最後に作っていた紙の雪も、あんなに三角にと言ってあったのに四角く切っちゃってて、・・・最後まで仕事に取り組む姿勢は変わらなかったねえ』って。誰から聞いたんだったかな、通りすがりに小耳に挟んだだけだから、ちょっと忘れちゃいました」とでも言ったらどうするんだろう。
その瞬間に、たぶん犯人は証拠不十分で不起訴決定だよ。

刑事ドラマは鑑賞して楽しめればそれでいい、という考え方もあると思うけど、本当に上質な刑事ドラマなら、少なくともドラマの成立している箱庭的な世界観の範囲内では、完璧じゃなきゃダメだと思う。
だいたい、僕はドラマを見ていてリアルタイムでその問題に思い至ったから、ドラマの箱庭の中でさえも居心地が悪いままクライマックスシーンを迎えなきゃならなかったし。
古畑ドラマでいえば、津川雅彦演じる老作家がメインの回や、名前は忘れたけどビリヤードが得意なバタ臭い顔のイケメン俳優がおヒョイさんを殺害する「ゲームの達人」と題する回、それに古畑引退スペシャル3部作の松島奈々子が二役で登場する回、なんかがそれに当たる。
あのへんはもう、古畑任三郎の秀逸なキャラクター性もあいまって、極上のエンタテイメントなんだけど、このスマップの回は残念ながらその水準には遠かったな。

というわけで。まあなんというか。
『残念でしたァ・・・』©古畑任三郎
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01:39 | 雑談・座談 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
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