--.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Wed.

[※2/9修正版]長居公園の強制撤去問題について若干の聞き書き

友人からのレクチャーに基づく、大阪・長居公園の強制撤去に関する確報を少し。報道での印象を鵜呑みにしたり、「なんとなくしょうがないような気がする」ままにしてしまったり、してはいけないという話。
基本的に聞き書きのメモなので、ひょっとしたら後でご本人から「そこは事実と違う」と指摘されるかもしれないけど。(笑)そうしたら適宜直します。
(※2/9に以下の箇条書き部分のみ加筆訂正済み)


●行政側の実力行使の実情は、実際はテレビで報道されている印象よりだいぶひどいものだった。それというのも、「危険なのでマスコミは下がっていてください」といってテレビカメラをフェンス外に追い立てた後の腕力行使であり、カメラと現場との間には一定の距離とフェンスとガードマンの人垣とがあって、カメラの映像はその外側の任意の地点から撮れる範囲のものでしかなかったため。

●実際、報道を見る限り、「足を引っ掛けて転ばしたり、つかんだり」といったシーンの映像は、その隔離の甲斐あってかあるいは報道側の編集によるものか、あまり流れていないように思える。ただし、あからさまな「殴る・蹴る」という行為はなかった。

●「ホームレス側の抵抗の中」というたぐいのマスコミの枕詞はほぼ嘘と思っていい。逮捕者を出さないという大方針の下、非暴力不服従を完全にやってのけ、実際、ついに逮捕者は出なかった。

●力ずくで引きずられていくホームレスや支援者が、手近なものに必死につかまっている映像などを見て「ホームレス側の抵抗」をなんとなく信じてしまっている人もいるようだが、それは不服従ではあっても暴力的な意味での抵抗ではない。映像の激しさに騙されてはいけない。

●細かいことながら、某テレビ局のレポーターが「ホームレス側の怒号から始まった強制撤去」などとレポートしていたが、強制撤去が始まった時点でホームレス側は芝居の上演中および観劇中であり、罵声を挙げる状況にはそもそもなかった。なお、その芝居は強制撤去が決まる以前から計画されていた恒例のもので、本来は強制撤去へのアピールのために計画されたものではない。

●近隣からの苦情、というマスコミの決まり文句も実は裏づけとなる根拠に乏しく、あたかもそういう趣旨を反映したかのような強制撤去直後のご近所インタビューの映像などは、実際は単にその場における通行人や野次馬の所感を取材しただけのもの。それが「しょうがないと思う」という程度の反応になりがちなのは致し方なく、そのことをもって近隣からの切実な訴えの反映のように認識するのは間違いだ。

●具体的な反例を挙げるなら、近隣住民の作る「長居公園の野宿者を応援する市民の会」というものがある。彼らをはじめ、近隣住民との間では毎年恒例のソフトボール大会や餅つき大会などもあり、従来から交流は盛んだったが、そういったことには報道ではほぼ触れられていない。

●また、近くの福祉専門学校からはハート型の貼り絵に「がんばってね」「許せない」などのコメントが記されたメッセージも寄せられ、近辺に貼られていた。その紙も行政側によって剥がされたが、そうした「近隣の声」の痕跡が報道されることはほとんどなかったように思われる。

●行政側が強調する「市に寄せられた苦情」という根拠は、実数ということを考えると実は極めて説得力に乏しい。それというのも、数年間の合計件数が30件でしかないからだ。支援側の署名は5000件を超え、いわゆる「近隣住民」によるものだけでも約800件。

●同じく、行政側の指摘する「6通の要望書の存在」という執行理由にも実は大きな疑問点がある。情報公開で判明したそれらの提出者は、「長居公園プールの所長」「長居ユースホステルの所長」「植物園の園長」「長居小学校の校長×2」「同・教職員」。彼らがすべて市から雇われる立場の人間だったというあたり、いささか不思議な顔ぶれではある。

●粘り強く説得した、という報道がなされているが、それは行政側のマスコミ向けの説明を受け売りしたものでしかなく、現場の実情はまったく違う。当日、話し合いを主張したのは100%ホームレス側だけであり、行政側の人間はそれにいっさい返答することはなかった。従って、「粘り強い説得」などという事実は存在しなかった。

●強制撤去の通告についても、あたかも説得の末にやむなく・・・というニュアンスで世上に流布されているが、これも嘘。強制撤去の書面は1週間以上前にテントに放り込まれていたが、その際もやってきた職員はホームレス側の呼びかけに対していっさい無言だったという(この項のみ伝聞)。


知っておくことがまず、何よりも大事。
後ほどご本人からの指摘を受けてところどころ直すかもしれないけど、ニュースソースとしては少なくとも僕が全幅の信頼を置く人物の現場での直接の見聞なので、僕を信頼する人は以上の内容を信じてくれてしかるべきだと思います。

行政側には、もちろんホームレス問題への統一された対処の規準が必要だと思う。
「今そこにいるホームレス」だけを救済して、「明日そこにやってくるホームレス」を放置する、ということはできない。行政サイドにはたしかに、そういう苦しさがある。税収なんかの兼ね合いによる経済的限界や、「ホームレスではないが生活は苦しい」層からの嫉妬的反感も計算しなければならない。
行政側の立場も、もちろん難しい。しかしこの件への対処は、果たしてこれでいいのか。
たとえば強制撤去にかけたという2000万円、ホームレス問題への継続的な対応を検討する専門家によるプロジェクトチーム立ち上げの頭金くらいにはならなかったのかな、太田房江さん(知事)?
とか、そういうことを僕は思う。

僕は専門家じゃないから、概略のことしかわからない。概略すらわかっていないかもしれない。
だからこれは必ずしも皮肉としてだけじゃなく、純粋な疑問としてもそう思って書いている。
2000万円の使い道、本当にそれでよかった?
大阪はそれでよくなるのかな??
スポンサーサイト
04:23 | 時事・社会 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。