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Sun.

「サスペリア」にカフカを思う

昨日借りてきたホラー映画「サスペリア」を見ました。
エクソシストと共通する雰囲気、と聞いていて、実際そういうものも感じたけど、個人的にはこっちの方がずっと怖かったし面白かった。

やっぱり恐怖ってものは迫ってきてくれないとダメだね。
エクソシストのリーガンは、ベッドの上からあまり動かなくて、あくまでも「そこにいる」恐怖止まりだったから。
そして僕は、自分の人生が捻じ曲がるにつれて、もう小説なんてものは書けないなと感じていたけど、恐怖ものならいつの日か書けるかもしれないと思った。
もしくは、恐怖ものに仮託した純文学。

孤立や断絶の恐怖を、非現実的なくせに妙なリアリティを感じさせる世界観で描いた作家といえば、やっぱりカフカが頭に浮かぶ。
カフカの心にも、そのままじゃどうにも訴えようのない捻れがあったのかもしれない。
そのまま書いたら独りよがりとも何ともつかないシロモノになってしまうから、ああいう書き方を選び続けたのかもしれない。
そんなことを思った。
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17:50 | 映画批評 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
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