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Tue.

金メダルの比率

オリンピックのメダル数の話題っていうのは、個人を軽視してる気がして、いつもどっちかといえば苦々しく聞いてるんだけど。
そのくせ最近、目を見張るような思いで注目しているのは、今回の五輪のメダル総数に占める金メダルの比率の高さ。
今現在、金15銀8銅9ってことだけど、これまでの大会じゃ金が一番多いなんて日本にはありえなかったように思う。
僕のおぼろげな記憶によれば。
ところが、今回はこれだけの金を獲ってる。

頂点に届く、勝負に勝てる選手が増えてる、ということのように思うのです。
思い起こせば、マラソンの野口も水泳の北島・柴田も、なにも世界記録を出して優勝したわけじゃない。
ただただ、勝負に勝って、頂点に立ってる。
そのことの意味は、日本人のメンタリティの進化、なんて視点から見ると、決して小さいことではないんじゃなかろうか。
現に柔道では、優勝を期待された選手の多くが現実に優勝を勝ち取って見せてくれた。
もちろん、メダルラッシュにはそれ以外の選手たちの爆発が不可欠だったわけだけど、いっときの運じゃなく「実力で勝ち取った」メダルが多いという印象は、観戦してる人なら大抵うなずけるところなんじゃないかと思う。

思い起こせば。
昔から、僕は「勝てる」選手が好きだった。
マラソンなら、「○○国際で2位になったときに日本記録を樹立、優勝経験なし」なんてランナーはわりとどうでもよくて、記録がどんなに平凡でも「勝っている」ランナーに注目してきた。
マラソンといえば、僕のマラソン観を幼心に確立したのは瀬古選手だったけど、彼はまさに鈍足の常勝選手だった。
鈍足といっちゃひどいけど、世界記録を持ってた時期なんて彼にはなかったんじゃなかったかな・・・なにしろ子供時代のことだから不確かだけど、「世界記録保持者」の選手よりずいぶん遅いんだなと思った記憶があるから。
ところが、その世界記録保持者と並べて走らせれば、きっと勝つ。
と、そう思わせてくれるものを彼は確実に持っていた。

今、日本人選手たちの多くが、ギリギリの勝負の中で美しい勝利をものにして見せてくれている。
その美を、数値的に証明しているのが、あの金メダル比率なのかもしれない。
そんな気がしたのです。
もちろん、金メダルを取った選手だけが美しい、って意味ではなくて、僕がいいたいのは、日本人選手の多くがそういうメンタリティを持って戦っているという事実の方だけど。
たとえ銀でも、銅でも、勝者のメンタリティを貫いた結果としての美しい銀、銅が多くなってるんだろうと思う。
妥協の銀や、一歩物足りない銅、ではなくて。
そのことが、僕はうれしい。
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