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Tue.

谷本歩実に心底惚れ込む

体調不良、続く。
午後2時過ぎからどんよりとした眠りに落ち、4時に起き出すと、前進の血液が胆汁に変わったような(っていっても胆汁のことなんてよく知らないけど)感じがして、全身だるくてボロボロだった。
ウォーキングはサボって、今日もオリンピック。
女子柔道の谷本歩実の優勝に感動した。

なにしろ、あの人はすべてがいい。
柔道のスタイルは超・攻撃的。
階級の中では小柄で、上背で最大22センチも上回る相手とも戦わなきゃならないんだけど、どんな相手と組むときもどんどん自分から押し込んでいく。
そして、必ず相手よりも先に技を出す。
その技は、バタフライナイフのように切れる。そして連続する。
技が切れるということは、柔道の世界では一種の天才性を意味するようなのだけど、ただ彼女はその技の切れに甘えるようなところは微塵もない。
なぜそういえるかというなら、投げた瞬間、審判のジャッジになど目もくれずに倒れた相手に寝技を仕掛けていくから。

結果的に、投げが「一本」となればいいし、ならなければそれはそれで、相手を押さえ込んで「合わせ技一本」を取ればいい。
という態度で、とにかく勝利に対して鋭く削げ立った集中力を持ってる。
結果、一連の5試合の中で、彼女は消極性や「掛け逃げ」による警告をついに1度も受けずじまいだった。
そして勝利の内容は、相手が負傷でギブアップした準決勝を除いてはすべてが一本勝ち。
まさに完璧の一語に尽きる。
優勝を決めた瞬間の表情も、インタビューに答えた言葉の一つ一つも、何のケレン味もなく美しかった。

師匠の古賀さんを「古賀先生」と呼んですごく慕ってるようだけど、その慕いかたも心地よく乾いていて、体育会系の人間関係にありがちな閉じた湿度がまったくない。
たとえば、僕が決して嫌いではないマラソンの高橋選手でさえ、小出監督との関係の中では妙な依存気質をちらつかせてしまう。
ところが、谷本選手の「古賀先生」への愛着にはそういう嫌味がない。
あくまでも自立した一人の選手として、自分自身をしっかり持した上で、人格力量ともに優れた自分のコーチを慕い、敬意を払う。という態度。
聞いていて何の違和感もなく、爽やかで美しかった。
そういう関係を築いた片割れである元・「平成の三四郎」古賀稔彦も大したもんだと思う。
素敵な師弟関係だなあ・・・ほんとに。

しゃべり方や内容を聞いてる限り、谷本さんという人は賢いしプライドも高いし、謙虚な一面も持ち合わせている。
そういう人があれだけの実力を身につけた以上、今後も急に自分を見失ったりすることはないだろうと思う。
きっと、これからも素晴らしいキャリアを積み重ねていける。
しばらくは研究されて苦労するにしても、それを遅かれ早かれ、凌駕していくことができる。
日本人はまた1人、長く楽しませてくれる本物のアスリートを手に入れた。
今日の柔道を見ていなかった人も、谷本歩実にぜひ注目してほしい。
彼女が本物だってことは、僕が保証する。
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