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Thu.

遠ざかる宇宙と、孤独なる人類

宇宙の生成と発展、そして1人の人間の一生について。
もともとは花梨さんのブログ「星の方舟」所収のコラム「夜はなぜ黒い?」を読んでのコメントの予定が、衒学趣味が災いしてかむやみと長くなったので、トラックバックという形になりました。
まあ、この話題に関しては、トラックバック元の花梨さんの方が明らかに10倍くらいは詳しいので(笑)、僕がちょっとやそっと背伸びして語ってみたって、べつに嫌味には当たらないと思う。
宇宙の生成っていうのはつまり、例のビッグバンっていう大爆発で「無」から宇宙が生まれて、という話です。
誰でもどこかで小耳に挟んだことくらいはあるんじゃないかな。
そしてわれわれ人類は(宇宙人も)みんな、その原初の大爆発によって生じた衝撃波の内側に広がる「宇宙空間」に住んでいるわけだ。

爆発の衝撃波が猛スピードで拡散していく、その最前線がいわゆる「宇宙の果て」といわれるもの。
だから当然、今もなお、宇宙空間は際限もなく広がり続けているってことになる。
その、我々から刻一刻と遠ざかり続けている宇宙の果ての、さらに外側にあるものは、理論的には多少考えられているようだけど、ほとんど人間にとって認識不可能な未知の領域。
そして爆発と共に宇宙空間内に飛び散った無数のチリの1つ1つが、それぞれ恒星だったり惑星だったりして、それらは星雲や星団を形作って、今なお爆発の中心点から遠ざかるように宇宙空間の中を吹き飛び続けている。
なぜなら、宇宙は無重力で、それらを失速させる要因が何もない(※追記参照)から。
そうした吹き飛び続けるチリの集団の1つが銀河系で、その中の一片が太陽で、その周囲をぐるぐる回るいくつかの星々のうち、中心から三番目の惑星が地球。
その表面に巣食う60億の微生物が人類で、そのうちの1人が僕で、別の1人がこれを読んでいるあなただ。

こういう知識を仕入れたのはもうずいぶん昔のことだから、多少ズレたことも混じってるかもしれないけど。
途方もない話だなあとつくづく思います。
僕の場合は、これを直視すると、どんどん虚無感の方にいってしまうタイプなので、あまり意識はしないことにしているんだけど。
むしろ人間は、あくまでも人間の五感(ないし六感?)の範囲で生きていくもので、その価値に全幅の信頼を置いていていい。
それ以上のことはせいぜい、頭の片隅にしまっておけばいいんだ、と言い聞かせることにしてる。
だって、宇宙がどんなに広く、宇宙の果てがどんなに遠ざかり続けていようと、そして隣の星雲との距離がどんどん遠ざかり、銀河系が孤独に取り残されていこうとも、人間は人間の喜びを喜んで、悲しみを悲しんでいくわけだから。

宇宙の広さに、ロマンや夢を主に感じられるのであれば、それはむしろ素敵なことだと思う。
でも、あまりにも莫大すぎる宇宙というものの空間的・時間的な規模は、どうも僕には否応なく、微生物としての人類のことを思わせてしまうらしい。
そうじゃなく、人間は人間で素晴らしいものだ、と思うには、僕にはどうも、銀河系規模あたりが限界のようなのです。
銀河系からせいぜい、近隣のアンドロメダ星雲とか、その他いくつかの星雲あたりまでがかろうじてロマンの範囲で、それ以上だといわば、ほとんどホラーの領域になってしまう。(笑)
ただただ、怖いなあ、というのが率直な思いだったりします。
いちおう参考になりそうなサイトをご紹介。
「宇宙への扉」
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5890/



※新たにちょっと補足。

> それらを失速させる要因が何もないから。

ここだけは事実と違う、というご指摘をいただきました。
アインシュタインの式からすれば、宇宙の膨張速度は減速しているはず、らしい。
つまり、膨張のスピードは徐々に緩やかになっているのだ、と。
アインシュタインの式は僕にはとうぜん理解できないけど、とにかく現代科学の常識としてはそういうことのようです。

いまさら本文をいじるのもズルするみたいで気が引けるので、補足記事で対処してみました。(05/1/2 4:08)
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