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Wed.

K-1MAX日本代表決定トーナメント

前年度チャンピオンの佐藤が優勝、という結果は個人的につまらないと思ってしまうけど、大会の内容的にはものすごく充実していて面白かった。
「K-1 WORLD MAX 2007~日本代表決定トーナメント~」

まずデビュー半年のアンディ・オロゴンが動きの硬い小比類巻からダウンを奪い、堂々と勝利して見せた試合は、たしかにインパクトありました。
小比類巻は大会前の骨折の影響を強調しているようだけど、それが額面通りの事実だったとしても、やっぱり負けてはダメだろうと思う。何を言っても。
横綱相撲でアンディを押し切る、ということが不可能なほどに深刻な怪我をしているようには、テレビで見ている範囲ではちょっと見えなかったから。解説席の畠山隆則(※この試合の放送席では唯一まともなコメントを期待できる人物。大会の途中からは魔裟斗も参加したようだけど、この試合の段階ではまだだったと思うので計算の外)も、動き全体の硬さには言及していたものの、足の運びとかには特に気になる部分を見出していなかったようだし。


期待のニュースター、テコンドー・マスターの尾崎圭司は、スタミナが意外に乏しいという欠陥を露呈したものの、それでもなんとか第2試合の終盤までの計6ラウンド、常に技を繰り出していたし、とても面白く見られました。
華やかな技が、実践でものをいうレベルまで突き詰められているファイトスタイルはやっぱり美しい。トルコの「鳥人」イルマッツを見たときも感じたことだけど、ああいう異質さを感じさせるファイターが日本にもちゃんといる、ということがうれしい。

ただ、強さには限界があるかな、ということは正直感じてしまった。
魔裟斗や佐藤は、個人的な好悪は別として、あるいはブアカーオも将来的に倒せるかもしれない、そういう可能性は秘めているかもしれない、ということを感覚的に思わせてくれるけど、この選手にはそれはまったく感じなかった。少なくとも昨日の段階では。
何がどう違うのか、僕のようなド素人にはわかるわけもないけど、ただ「なんとなく」そう思いました。
こういう選手、大好きなんだけどね。(笑)本当に。
でも純粋な戦闘能力という意味での評価は別。


しかしさらにいえば、僕は国籍を別にすればブアカーオが好きで仕方なく(タイの何が悪いかといえば、タイが日本ではないという点に尽きる。ある意味致命的)、前々から密かに「黒いブルース・リー」などと呼び習わしていて、だからこそ日本人のニュースターを見ても「この人はきゃつに勝てるかな?」という意識がつい先に立って、点が辛くなってしまうところがある。
なにしろ、一時代を築きつつある怪物ファイターだから、ブアカーオは。その彼を基準値にしてしまえば、K-1初参戦の選手が最初から強く見えるわけがなく、強く見えたらそれこそ一大事なわけだから、初陣の時点ではこんなもんでいいのかもしれない。

化けて見せてほしいなあ、あのテコンドー・マスター。
日本人の・芯から面白いファイターが頂点に立つところが見たいよ、僕は。かつての魔裟斗も、こと本業に関しては素晴らしい選手で、魅力的なチャンピオンだったし、今後数年間の彼にも引き続きかなり期待してるけど、それをも超える存在になってくれれば。
佐藤は、玄人好みの何のといっても、個人的にはちょっとダメなんだ、いろいろな感性(?)の問題から。
魔裟斗の次が、あのテコンドー・マスターの尾崎であってくれれば、個人的にはいうことはない。
02:36 | スポーツ | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Fri.

「在日特権」という名の都市伝説が生まれつつあるらしい

最近ネット上の一部世論の間に熱狂的盛り上がりを生んでいると評判の、「在日特権」についての理性的検証記事。
「在日特権は存在するのか」
ついでに、某所で挙げられていた「在日特権」がらみのデマ一覧。ほぼコピー&ペースト。

※以下、すべてデマです(念のため)※
●固定資産税の減免
●民税・都民税の非課税
●軽自動車税の減免
●国民年金保険料の免除
●心身障害者扶養年金掛金の減免
●都営住宅共益費の免除住宅
●都営住宅入居保証金の減免または徴収猶予
●水道基本料金の免除
●下水道基本料金の免除
●水洗便所設備助成金の交付
●放送受信料の免除
●都営交通無料乗車券の交付
●JR通勤定期券の割引
●ごみ容器の無料貸与
●廃棄物処理手数料の免除
●保健所使用料・手数料の滅免
●都立高等学校・高等専門学校の授業料の免除
●仮名が公式書類にまで使える。(会社登記、免許証、健康保険証等)
●生活保護について「家族の人数×4万円+家賃補助5万円を支給」(金額については諸説あり。仕事を持っていても給付対象から外されないなどの風説も)
※以上、デマ一覧でした(念のため)※

たしかにネット上には、どこの誰とも知れない誰かの書き込みを一読しただけで鵜呑みにして、たちまち受け売りを始めちゃうような人たちもいるからねえ。(笑)そのせいで、バカみたいな噂でもネット上ではあんがい簡単に信憑性を得て暴走できてしまうんだよね。

まあ、そういうのに弱い人たちも、リンク先記事をがんばって読めばちょっとは「簡単には引っかからないセンス」みたいなものを会得できるよ。正しい「検証」の姿勢と実例に触れることができる、という意味で。
大事なのは情報に接したとき、鵜呑みにしないでまず自分で検討し反芻し、必要なら信頼するに足るソースに直接当たって確認し、持論と呼ぶに足るものにまで突き詰めること。そして、それ以前の段階では決して安易に公の場(掲示板とかね)で生煮えの情報をアナウンスしないこと。
そのくらいのことはきっちりわきまえないと、ネット上って場所では誰しもデマに踊る愚民への道を一直線ですのでご注意。
04:36 | 映画批評 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Fri.

JASRACの闇と利権と傲慢について

ジャスラックには心底ガッカリ。
「"ジャスラック動く" 外国曲をハーモニカなどで生演奏、73歳スナック経営者逮捕」

警視庁石神井署は8日、東京都練馬区石神井町3、飲食店経営豊田昌生容疑者(73)を著作権法違反の疑いで逮捕した。

調べによると、豊田容疑者は今年8、9月、経営する同区内のスナックで、日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばずに、客の求めに応じて、同協会が著作権を管理するビートルズの「イエスタデー」など外国の曲計33曲をハーモニカで演奏したり、ピアニストに演奏させたりした疑い。

豊田容疑者は1981年にスナックを開店して以降、生演奏を売りにしていた。
同協会では契約を結ぶよう求めていたが、従わなかったため、今年9月、同署に刑事告訴していた。

(中略)

36 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2006/11/09(木) 13:54:23 ID:ko8DY3Dg0
「○○ちゃんお誕生日おめでとー」「おめでとー」「おめでとー」
「みんなありがとう~」
「さ、○○、ろうそくの炎を消して。」
「うん、ふ~~~」
「わー、ぱちぱちぱち、じゃあ、お歌を歌お~」「うん」
「はっぴば~すで~とぅゆ~、はっぴば・・」
ピンポーン
「あら、誰かしら、こんな時に。ごめんね、みんなちょっと待ってて。どなたですかー?」
「JASRACの者ですが」

この手の団体に功罪あるのは当然だ。でも、こういう低レベルな負の面が放置されたままになっているのが許せない。自浄能力がないのなら、一度憎まれて徹底的に叩かれてしまったほうがいいのじゃないかという気がする。
身もフタもなく杓子定規な権利固守・法律墨守主義者は音楽の世界に必要ない。せいぜい、この手の記事がただの怪文書であってくれることを祈りたいもんだね。(毒

♪Let me tell you how it will be.
 There's one for you, nineteen for me.
 'Cause I'm the JASRAC. Yeah, I'm the JASRAC.
 (──JASRAC!!──)
 And you're working for no one but me...

(c)Beatles"Taxman"より変詞曲"JASRAC"

有名人(≒有力者、という悲しい現実)ではたぶん、坂本龍一さんがいちばん意識的に動いている人。ひょっとしたらこの問題についてもなんらかの声明を出してくれるかもしれないとうすうす期待しているんだけど、どうかな。
何にせよがんばりなよ、豊田容疑者。JASRAC関係者を除く、ほとんどありとあらゆる音楽人がアンタの味方だよ。
04:03 | 時事・社会 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Sat.

中田浩二の鹿島復帰説に寄せる期待

わが鹿島アントラーズのサポーターには、いいたかないけど絵に描いたような田舎者もいて、中田浩二のことを未だに「ユダ」呼ばわりしていたりする。でも、鹿島というクラブは決してフロントまでもが田舎者の集団ではないということを感じさせてくれたという意味で、これは相当いいニュースだと思う。
「浩二がスイスリーグから鹿島復帰へ」

むしろ1度しかない選手生活の中で夢を貫いて、結果として一部サポーターに叩かれても腐らず、移籍先で挫折を味わっても歯を食いしばってがんばりぬいたほどの選手だから、今の鹿島からすれば「欲しい」んだろうと思うね。
帰ってくる云々という言い回しが出てきてしまうのは仕方ない面もあるし、僕も実際彼が帰ってくれば「おかえり」といいたくなってしまうだろうと思うけど、強化策という意味ではそういうビジョンじゃなく、純粋に選手として見たときに「欲しい」のであれば取ればいい。
ただそれだけのことだと思う。

個人的には過去のあれやこれやも含めて、ちゃんとした自我を持った優れた選手として評価しています。
むしろあんな千載一遇のチャンスに、積年の「世界でやってみたい」という夢を二の足踏んで逃がしてしまうような選手なら、今の鹿島に帰ってきたところで、果たして役に立つかどうか。揃いも揃って足並み揃えて、いつになってもどこか吹っ切れない中堅チームの一員として「溶け込んで」しまうだけじゃないか?と思う。
鹿島フロントは久しぶりにいいところに目をつけたかもしれない。

今の鹿島には、強い自我を持った選手が必要です。1人の存在感だけでチーム全体を変えられる可能性のある、MFというポジションならなおのこといい。
バーゼルではDFをやってるとはいっても、日本ではとうぜんボランチに戻るだろうから、補強ポイントとしてもベストとはいわないまでも決して的外れではないと僕は思う。
13:46 | スポーツ | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Sat.

『竜馬におまかせ』を語る@「書き込みを残したい病」発症中?

お友達のmamiさんのブログに、映画『木更津キャッツアイ』シリーズの最終話『木更津キャッツアイワールドシリーズ』についての記述があって。
どうやら、そこでのメンバーたちの解散に際しての人間模様が、ある意味とてもリアルで、見ていて痛みを覚えるほどであるらしい。

そして、それを読むうちに僕が急激に思い出してしまったのが、かつて僕が最も好んだ連続ドラマの1つ、ダウンタウンの浜ちゃんが主演した『竜馬におまかせ』。放送当時は視聴率が低迷したらしいし、そのせいでDVD化もされてないらしくて、今となっては知ってる人も少ないのかもしれないけど。
それでにわかに語りたくなってしまって、熱に浮かされるようにしてmamiさんのブログに書き込んだものの、それでもまだ足りなくて、自分のところにも内容を抜粋して転載したくなってしまったというわけでした。

これで3回連続で似たようなことやってるなあ・・・でも、本当に、泣きそうな気持ちで思い出しながら書いた文章だから。これは。
記念に残しておいても、バチは当たらないと思う。


僕がこよなく愛する『竜馬におまかせ』なんて、ある意味もっとすごかったですよ。(笑)ラスト。
あっちは映画じゃなくて連続ドラマだけど。
最終回の、主要メンバーたちの解散と竜馬の旅立ち、のその瞬間まで、和気藹々としてバカやってる竜馬たちの描写が続くドタバタ・コメディなんだけど、最後に「その後の彼ら」についての短い言及みたいなのが出てきて。

風雲急を告げる幕末の、史実を生きた人物たちの人生だから、大半はやっぱり非業に倒れるわけですよ。切腹とか斬首とか暗殺とか。
それを、ドタバタもののドラマとしてのテイストを保ちながらも、包み隠さず、はっきりと視聴者に告げる。○○は竜馬とともに海援隊に参加、活躍するも仲間に疑われ切腹・・・とか、ひとりひとり紹介される中で、ほとんどみんな数年のうちに悲惨な死を遂げたことが知らされる。
僕は史実を知った上で見てたから、その生々しい現実に改めて衝撃を受けながらもなんとか大丈夫だったけど、ただの歴史ものの楽しいドタバタドラマとして見てた人たちは、比較にならないほどショックだったかもしれない。

でも、僕は、あの演出は、史実から逃げなかった演出家を褒めたいんですよね。
あんなに毎度毎度バカをやって、一生懸命生きてきた彼らは、でもそんな過酷な時代を生きてたんだぞ、と、最後の最後で視聴者に告げたかったんだと思う。
単に視聴率的な兼ね合いとか苦情が来る来ないとかいう条件から判断するなら、最終回の最後の最後でのあれは、リスクばかりが大きくてメリットは少なかったと思うし、一緒に見てた弟は現に後で「実はちょっと嫌だった」と言っていたくらいだから。
あれがあったからこそ、彼らの短い、輝ける日々が、むしろいっそう際立つ。実際、僕にとって、あれは本当に忘れがたい作品になっています。

(後略)
02:38 | 雑談・座談 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
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